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彼女について知ることのすべて

映画

 井土紀州監督の彼女について知ることのすべて。DVDで。
 色合いなのかカット割りなのか、古臭い垢ぬけない映像だなという印象を持ちながら観た。意図的なのか、作風なのか、それはそんなに興味はないのだけど、火曜サスペンスみたいなそういう温度感の映像でした。
 プロットも良く言えば伝統的な、悪く言えば古臭いもので、スタイリッシュなところはまるでない感じのお話。
 女優の表情が白々しいなとも感じたのだけど、三千代を演じている人が演劇の人みたいで、それが理由かなと。メイはラストのシークエンスでの表情が素晴らしいと感じた。全般的に画面が暗かったりするので、表情がイマイチだなと思っていたのだけど、ラストのシークエンスではそれまでの画面とは全く違う表情を見せてくれ、笹峯愛の表情の幅の広さを感じた。
 脚本と演出に納得感が薄かったかな。メイが真山に体を許す下りがよくわからなかったし(許さなければすべてうまくいったのでは?まあラストの伏線的とすればすんなり納得いくけど)、競輪選手が殴るシーンの拳と顔が離れすぎだし、競輪選手の太もも細すぎだし、もうちょっとやりようあるでしょ的な。

彼女について知ることのすべて [DVD]

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