東大山中俊治研究室の研究発表展示。&ゲスト作品として藤堂高行さんのSEER。
最終日だったので、すごい人の入り。下に示す森山和道さんの詳細な記事を読むと、そのうえ何を自分が書くかと思わせられるくらい、よく書かれている。予習に読むべきだった。“READY TO CRAWL”、“F.o.G Face on Globe”、“SEER”が特に心に残った。
pc.watch.impress.co.jp
この記事や末尾にリンクを付す解説冊子(会場で貸してもらえた)を読むと、“READY TO CRAWL”はAM(Additive Manufacturing)技術で組みあがった状態で成型しているとのこと。会場で、耐摩耗性の程度とか質問するべきだったなあと今は思う。
READY TO CRAWL
F.o.G Face on Globeは単純な動きをしているようでいて、ちょっと球面の面積と平面の面積について思いを馳せるとなかなかに難しいことをやっていることに気づく。入口で再生されていた解説動画を見ると動きが結構繊細で、各々のパーツは単なる鉛直方向の往復だけでなく、回転していたはず。
Face on Globe 「Parametric Move」展から
藤堂さんのSEERは、裏で制御しているMacbookAirのディスプレイもよかった。SEERが対面している人の顔を認識しているさまが数値化・評価されている。今やスマイルシャッターのような技術もあるのだから、組み合わせると、私が悲しい顔をしているときは悲しい表情を、うれしそうな顔をしているときは共に喜んでいる笑顔を、痛がっているときは共に苦しい表情を示すような、共感型のアンドロイドも技術的にはすぐそこまで来ているのだなと感じる。
— TODO (@toodooda) 2018年2月14日
www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp
↓作品解説冊子のPDF
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2018/pdf/brochure.pdf