インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史

 埼玉県立近代美術館にて。
 思ったよりは刺激が少なかった。黒川紀章のHelixが飛びぬけて「impossible」だったけども、まあぬるま湯な展示が多かった印象。
 個人的には、岡本太郎の「僕らの東京都設計図」を見て、昨年の表参道での会田誠の個展「GROUND NO PLAN」を想起したのだけど、ちゃんと最後に回収されていて、まあそうだよな感を持った。ザハ・ハディド案とか別に「impossible」じゃないし、impossibleの定義はよくわからなかった。
 模型の作成にクレジットされている建築系研究室の学生たちは地獄を見たんだろうか?そっちのエピソードの方が「impossible」感があったりしないだろうか。
www.pref.spec.ed.jp

cf.
www.obayashifoundation.org