螺旋銀河

 草野なつか監督、螺旋銀河。ミニシアター・エイド基金のサンクス・シアターにて。
 面白いかというと、面白い/面白くないの軸で評価することを躊躇する映画で、一方で作家が語っている通り、作家の思い入れのようなものが色濃く漂っている。特別な映画であることはよく伝わってくる。
 暗がりにぽつんと光を放っているコインランドリー。魅力的で印象的。数々の映画やドラマの舞台となってきたと思うが、やはり漆黒の宇宙に孤独に浮かんでいる銀河のSF感は美しい。
 舞台は東京という設定なのだけど、自主製作の制約からか中之島の風景がたくさん映っていて、まあ引っかかりはしますよね。しょうがないんだろうけど。
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