ぴあフィルムフェスティバル

 まあちょっとした縁で。
 水本博之監督の舞い上がる塩。アニメなんだけど、クレイアニメやら山村浩二的なアニメやら、ミクストメディア的な感じで複数の技法を混ぜているのだけど、私には効果的に思えなくて、作品ありきではなくて技法ありきに終わっているように感じた。
 松野泉監督のGHOST OF YESTERDAY。2度目観てもよくわからなかった。上映時間が長いくせに、余白が多いんだと思う。以下わからないことを列挙。
 -この映画におけるGHOSTとは?
 -亀は何のメタファ?
 -文子とはだれなのか?
 -鶴のエピソードはどこにつながる?
などなど。回収されない伏線がいっぱいあって、吼えたくなるが、作り手の思う壺だろうか?

 あと作品には全然関係ないんだけど、今回のPFFのフライヤーとかポスターにつかわれている絵なんだけど、なんだあれ?入選作品は全部コピー作品ってこと?超皮肉?ぴあのセンスが顕れてて吐き気がする。
 で、入選作品の紹介文がすごいしょぼくて、某地方都市の学生映画祭と変わらないレベルなんだけど、結局イベントの成否はスポンサーってことですか?
http://www.pia.co.jp/pff/festival/30th/index.html