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世界にひとつのプレイブック

 Blu-rayで。よかった。恥ずかしながら、ダンス後のシークエンスが観た過ぎて、エンドロールまで観終わった後で、そこのchapterだけもう一度観た。
 欠損を抱えた人間にだって、人生を生きる意味はあるんだと強く訴えてくる物語。双極性障害を持った二人が、過去を乗り越えて生活をつかみ取る物語。これはあくまでも映画で、寓話だけれども、寓話であるがゆえに観客の想像力でもって普遍的な話にできる、そんな物語。
 最後まで観て、答えがわかった状態で、ティファニーがパットの父をやり込めるシーンを思い返してみると、大変味わい深く、さらに優しい気持ちになれるのでした。
 登場人物たちがいつも起こっていて理解できないというレビューをいくつか観た。それはこの映画の前提ですよ。双極性障害を持っていても、いいことあるってば!!ってお話じゃない。
 やっぱり、心に突き刺さっているこの余韻は、スペクタクルな意味での新体験よりも、人間の心が通い合う物語的な体験の方が大きいなと、昨日今日を比較して思いました。