リボーンアート・フェスティバル 東京展

 ワタリウム美術館で。やっぱりぐっとくるものがある。
 島袋道浩の作品、「起こす」の方はふーんと思っただけだったのだけど、「起きる」の方を見て、泣きそうになった。「起こす」は島袋らが浜辺に横たわっている木や石を立てたインスタレーション。「起きる」の方は津波になぎ倒された若木が、90度に幹を曲げて伸びている作品。
 もう一つ、金氏徹平のWhite Discharge(建物のようにつみあげたもの/石巻)。私くらい歳を取ってくると、積み上げられた材料たちの持っている(持っていた?)物語に思いを馳せてしまう。感極まってしまうよ。
リボーンアート・フェスティバル東京展、reborn art festivalin Tokyo